ノビコト

教育ライター 兼 双子母 が子供に関するあらゆる情報を発信

元塾講師が教える、勉強に対してやる気のない子供(小・中学生)への対処法

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いかに親が教育に力を入れても、子供自身がやる気を出さなければ成績は上がりません。この記事ではやる気のない子供への対処法を紹介していきます。

 

やる気の出ない原因とその対処法

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やる気の出ない原因は子供によって違います。代表的なパターンとして挙げられるのは以下のとおりです。

 

・勉強についていけない
・目標がない
・気が散りやすい
・他に優先してやりたいことがある

 

ここではそれぞれの原因とその背景について順番に見ていきましょう。

 

勉強についていけない子供にはテストを

つまずいている箇所を特定するために最も有効な手段は、出題範囲指定のないテストを受けることです。全国規模でのテストシステムが確立されている塾をおすすめします。

 

必ずしも入塾する必要はありません。テストだけ受けるというやり方もあります。テスト結果を細かくデータ化してくれるところを選んでください。

 

苦手箇所が把握できたら克服に移りましょう。

 

よく不得意単元の克服には、個別指導が最適だと言われます。それは確かに間違いではありませんが、個別指導は高額ですから、選択肢に入れがたいという家庭も多いはずです。

 

結論から言えば、一般的な集団指導塾でも克服は可能です。

 

さしあたって、塾と面談を行い、苦手単元を克服させるためにはどういうステップで勉強するべきかを相談してみてください。この際、「どの範囲をいつまでに終わらせるべきか」を明確にしておきましょう。

 

面談には子供も同席させておくと問題意識が共有できます。通信教育や市販の教材で勉強する場合は、テストデータと見比べながらやるべき問題の洗い出しを行いましょう。
 

目標がない子供にはショートステップ方式を

「自分の夢の実現のために勉強が必要」といったような、ハッキリした動機を持てればよいのですが、それができる子供はごくわずかです。

 

まずは、大きな目標より、目の前の目標にショートステップ方式で取り組ませることをおすすめします。学習の目標をできるだけ細分化することで、子供が達成感を感じられるようにするのです。

 

「公式を覚えた」「基本問題を解いた」「基本問題を全問正解できるようになった」「応用問題を解いた」「応用問題を全問正解できるようになった」といった具合に、小さな目標が段階的にたくさん設定されているほうがよいでしょう。

 

気が散りやすい子供には環境面での変化を

気が散りやすい子供には、リビング学習や自習室での勉強など、集中できる環境を用意することが大切です。

 

また、勉強に取りかかる前に、その日やるべき内容とそれにかけるべき時間を確認しましょう。

 

最初は、長い時間続けて勉強できなくても大丈夫です。むしろ短く区切って、休憩を挟みながら集中力を維持しましょう。

 

計画通りできていることへの実感が、少しずつ自信とやる気を育み、集中力へとつながります。

 

他に優先してやりたいことがある

部活や習い事など勉強よりも優先してやりたいことがあり、そちらに気持ちが傾いている場合は、両立できる学習サイクルを作ることが大切です。

 

無理にやりたいことを我慢させるのは、親子関係にヒビが入る可能性があるので避けましょう。

 

実際、塾の半数以上が、部活や習い事との両立可能を謳い文句にしています。個別指導であればほぼ全ての塾が売りにしているポイントですし、集団授業塾でもあえて遅い時間から開講しているところがあります。ぜひ探してみてください。

 

通信教育を活用するのであれば、あらかじめやるべき箇所を日ごとに割り振っておくとよいです。ただし、この割り振りを親が一方的に決めると反感を買いかねません。

 

子供に働きかける上での注意点

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子供に勉強をするよう働きかけるときには、いかに相手のやる気をくじかないかがポイントです。

 

つい「もっとがんばりなさい」「すぐ取りかかりなさい」と喝を入れたくなりますが、できるだけこらえましょう。抑えつける言葉で無理やり勉強させても継続しないからです。

 

それならば、ルールづくりの裁量権を子供に委ねたほうがずっと効果があります。まず失敗することを前提に、子供に勉強をする上でのルールを作らせてください。

 

一週間ルールに則り、勉強がはかどるかを試します。 多くの場合、失敗するので、上手くいかなかった理由を子供自身に挙げさせて、ルールを改訂してもらいましょう。

 

そうして子供自身で改訂を繰り返す内に、最良のサイクルが見えてきます。「自分で決めたことだからやってみよう」と子供が思える状態を作ることが大切です。

 

あとで「言った」「言わない」で揉めないよう、決めたルールは書き出しておいてください。

 

まとめ

まずは、子供がやる気を出さない原因を特定するところから始めましょう。原因によって対処法は変わってきます。大切なのは、無理やり抑えつけて勉強させたところで、継続性が見込めないという点です。

 

子供主導で学習におけるルールづくりをし、段階的に学習への取り組みをアップデートしていくことをおすすめします。

 

 

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