「スマホ育児」という言葉がネガティブな意味で使われがちな昨今ですが、最近は学習向けアプリも充実しています。無料のものも多いですから、活用しない手はありません。
この記事では幼児に活用できる知育アプリについて紹介します。
まずは遊びのアプリから始めてみよう
遊びの要素をメインに据えたアプリで、おすすめのものは以下のとおりです。
しまじろうと鳴らしてあそぼう!ドンジャカプー
しまじろうと鳴らしてあそぼう!ドンジャカプー - Google Play のアプリ
三歳になった今でも、子供たちが大好きなアプリです。
しまじろうのナビゲーションでブラボーさんと一緒に楽曲を演奏します。
ブラボーさんというのは、丸い眼鏡とストライプの服を着た謎の男性キャラクターです。ウォーリーを探せのウォーリーにそこはかとなく似ています。
ブラボーさんはプレイヤーに「犬の鳴きまねしてみて」「パンとごはんどっちがすき?」などと声をかけてきます。
これはプレイヤーの音声を録音して、演奏にリズミカルに差し挟むユニークなシステムをとっているためです。
画面のリードに従って楽器をタッチし、曲に合わせて音楽を演奏していきます。上手く演奏できるとメロディに厚みが出て面白いです。
我が家の子供たちは自分の声が差し挟まれるのが楽しいらしく、ゲラゲラ笑いながらプレイしています。
アンパンマンとこれ なあに?
アンパンマンとこれ なあに?|赤ちゃん子供向け無料知育アプリ - Google Play のアプリ
アンパンマン好きの子供ならまず食いつくアプリ。
ミニゲームが収録されていて、一部無料で遊べます。
無料の範囲だけだと、「おためし」に収録された5種類だけなので、すぐに飽きてしまうかもしれません。そのため、アプリの評価を見ると星の数はいまひとつなのですが、課金すれば楽しめるゲームであるのは間違いないです。
ゲームは「いろパック」「しぜんパック」「せいかつパック」「どうぶつパック」「のりものパック」「たべものパック」の6パックからなり、1パックあたり9種類のミニゲームが収録されています。
ちなみに我が家はすべてのパックに課金しました。「いろパック」だけ、塗り絵をしたり、同じ色を選んだりと操作の難易度が少し高めです。うちの子供たちは「せいかつパック」と「たべものパック」を好んでプレイしています。
勉強に役立つアプリにはどんなものがあるか
学習要素をメインに据えたアプリで、おすすめのものをいくつか紹介します。
もじあそび 子供向け無料知育アプリ 3歳向けひらがな文字練習
もじあそび 子供向け無料知育アプリ 3歳向けひらがな文字練習 - Google Play のアプリ
3歳頃になると、そろそろひらがなを覚えてほしいと考える家庭も多いのではないでしょうか。
この「もじあそび」はGoobeeという謎の造形のキャラクターと一緒に、ひらがなを学べるアプリです。
いくつかの文字の中からGoobeeが探しているものを探したり、画面内にある同じ文字をタッチしたりして、ひらがなを学んでいきます。
ゲームの種類が多いため、いろんなコンセプトでひらがなにアプローチできる優れた作りです。
ゲームによって難易度はまちまちなので、簡単なものから始めて徐々にレベルアップしていくことをおすすめします。ひらがなを覚えた後も楽しめる余地があるため長く遊べるはずです。
幼児向け無料英語教育アプリでアルファベット学習! ABC Goobee
幼児向け無料英語教育アプリでアルファベット学習! ABC Goobee - Google Play のアプリ
上で紹介したのと同じgoobeeシリーズです。
英語アプリはトライアル期間だけ無料設定のものが多いですが、こちらのアプリは無料のままたくさん遊べます。
ひらがなのアプリと同様に、ナビゲーターは謎のキャラクターGoobee。どうもGoobeeはバイリンガルだったらしく、こちらのアプリでは終始英語でしゃべっています。
ゲーム自体はひらがなのほうとよく似た内容です。
こちらも多くの種類があるため、どのゲームで遊ぶかによって難易度をコントロールできますし、基本のアルファベットから始まるため、英語初心者にはぴったりです。
ベビーかずにんしき
ベビーかずにんしき-BabyBus 幼児・子供向け - Google Play のアプリ
パンダのキキを主人公にした、アニメ動画でも知られるBaby Busのアプリです。
動画と同様、アプリも可愛らしくて手の込んだ作りになっています。
学習アプリの中でも、特に遊びの部分の作りに工夫が凝らされているので、子供は喜んで熱中することでしょう。
たとえば、かずを覚えるといってもただ数字が表示されるわけではありません。とうもろこしを育てるゲームでは、種まきや、水やり、陽の光を浴びせるといった過程を経て、実ったものを収穫します。
他にもお買い物をしたり、牛にえさをあげたりと、さまざまなアプローチで数を覚えられるゲームです。
ただ、一点だけ問題があり、ゲームをひとつプレイするたび全面広告が出ます。親が横にいて広告をスキップしてあげないと、子供が混乱するかもしれません。
まとめ
3歳ぐらいになると、「数やひらがなを覚えたい!」という前向きな姿勢を見せる子供は多くいます。
どうやって教えてあげたらよいかは悩ましいところです。
そこで知育アプリを上手に活用すれば、ゲーム感覚で楽しみながら覚えていくことができます。ただし、目の負担にならないよう適度な休憩を入れて遊んでください。
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