先日、子供たちと育てているベビーリーフに、ナメクジが大発生しました。あっちにもこっちにもそっちにもナメクジ。一面、ナメクジ天国です。さすがにここまで多いとなると、どう対処したものかと悩んだのですが、意外な方法で解決しました。
この記事ではわが家が、大量発生したナメクジにどう対処したのかを紹介します。
梅雨でナメクジ大量発生。まずは軍手で除去
五月末に梅雨入りし、「雨の日が続くなあ。わが家のミニトマトは大丈夫かなあ」なんて心配していたのですが、いざ外に出てみればミニトマトよりもベビーリーフが大変な事態に陥っていました。ナメクジが大量発生したのです。その数はざっと見て二十あまり。隠れて見えないのもいるでしょうから、とんでもない数です。
遠い目をする私のかたわらで「ナメクジだー、ヤダーッ!」と悲鳴をあげながらも楽しそうなのは、生き物に興味津々の子供たち。軍手を装着し、勇ましく小さな手で取り除いてくれました。あらかじめ塩をたっぷり入れておいたたビニール袋にポイポイ投げ込んでいきます。
しかし、「全部取り除けたねー!」と言ったところで、奥からナメクジ登場の繰り返し。しかも、雨を挟んで数日後には、またナメクジがうじゃうじゃと増えています。キリがありません。いちいち取り除くのも手間だし、なにか対策できないかなと考えました。
天然成分のスプレーでナメクジ駆除。わが家では効果絶大
対ナメクジに限らず、今年わが家が家庭菜園で愛用しているのがこちらのスプレーです。
なにがよいって使用回数制限がない天然成分のスプレーだというところ。しかも、ちょっとびっくりするぐらい効果がありました。
これまでいろんな天然素材のスプレーを使ってきましたが、どれも「効かないわけではないんだけど、う~ん」という印象で、気休めでしかないところがありました。しかも効果が持続しないから、散布し続けなければならずすぐなくなってお金がかかります。昨年なんて、野菜に散布するお酢のスプレーを何本買い足したかわかりません。こまめに撒いて、それでも結局害虫発生の憂き目にあいました。
しかし、これは違います。
カブラハバチやヨトウムシが、ラディッシュのプランターに発生したためシュシュっとかけてみたのですが、思いのほか効果てきめん。翌日以降はいなくなりました。ミニトマトの土に発生したコバエにもシュシュッとかけたら、こちらも二回目の散布以降ほぼいなくなりました。「コバエ」に効くとは書いていないのに、びっくりです。
「ここまで効くなら、もしかしてナメクジも寄り付かなくなるのでは……」とベビーリーフのプランターで試したところ、ビンゴでした。一度散布してから、ナメクジはいっさい見ていません。ただしスプレーの効能には「ナメクジ」とは書いていないので、あくまでわが家の話だと思ってください。スプレーをシュシュッとするだけなので、本当に手軽でした。
ナメクジ退治に特化した薬剤も
わが家は家にあるスプレーで対応しましたが、ナメクジに特化している薬剤はたくさん出ています。徹底的にナメクジと戦うのなら、そちらを使用するのもよいでしょう。
天然成分で評判のよいものを探してみました。こちらの薬剤も収穫前まで使えます。