【2022】サピックスの夏期講習は大変？費用や内容は？

首都圏で大手中学受験塾としてその名を知られるサピックス。難関校受験における高い合格率は他塾の追随を許しません。この記事ではサピックスの夏期講習は大変なのか、夏期講習だけ受けることは可能なのか、費用や内容はどうなのかなどを紹介します。

こちらは2022年の記事です。2023年の記事については、下のリンクからお願いします。

【2023】サピックスの夏期講習は大変？費用や内容は？ - ノビコトwww.nobikoto.com

サピックスの夏期講習に参加したければ、入室テストを受けることが必須の条件になります。入室テストの内容や対策についてはこちらの記事を参考にしてください。

サピックスの夏期講習は、低学年から参加するのをおすすめします。

「低学年のうちからバリバリ勉強させるのもかわいそうだし」と考える向きもあるかもしれませんが、低学年のカリキュラムでは、学習意欲を引き出すために、面白さを伝えることに主眼が置かれています。

学校の勉強に面白さを感じていない子供ほど、向いているかもしれません。

サピックスの夏期講習におけるコマ数は以下のとおりです。

一年生・二年生

一・二年生は算数・国語・サイエンスワークショップを行います。日数は四日間と、低学年らしくコンパクトです。

三年生～六年生

三年生～六年生は社会が加わりますが、関西圏では選択制です。

どこの塾でもそうですが、学年が上がるごとにコマ数が大幅に増えるため、費用も比例します。

六年生は五年生と比べて、約二倍の出費であることがわかります。ついつい、前年のイメージを引きずりがちなので、気をつけたいところです。

以下のリンクは、大手四塾の夏期講習のコストパフォーマンスを比較した記事です。

相場は似たようなものですが、授業時間数で考えるとけっこう差があることがわかります。

サピックスの夏期講習は充実したカリキュラムで評判自体はよいです。しかし、費用の高さや宿題量の多さに悲鳴をあげる家庭もあります。

また、大手中学受験塾の中には自習室のある塾が多いですが、サピックスにはありません。そのため、宿題や復習はすべて持ち帰りになります。

そのため、家庭学習が軌道に乗っていないと、辛さを感じてしまいがちです。家でやってわからなかった部分はすぐに塾で処理できるよう、付箋を貼って準備しておきましょう。そうしないとただ「受けるだけ」の夏期講習になってしまいかねません。

もし、家庭だけで手が回らないようであれば、家庭教師や個別指導等を併用するのもひとつの手です。

他塾の夏期講習との比較はこちらから