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ノビコト

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【体幹が弱い子供の姿勢は?】バランスラボのバランスチェアの感想

わが家の子供たちは、食事中も勉強中も基本的に猫背です。しかし、注意しようにも親ふたりも筋金入りの猫背であるため、どう言葉を選んでも説得力がありません。そんなとき、SNSでたまたまバランスラボのバランスチェアイージーを知り、購入を決めました。

この記事ではバランスチェアイージーを実際に使用した感想や、カバーを買う際の注意点などを紹介します。


 

 

体幹が弱く勉強に集中できない

よく体幹が弱い子供はなかなか勉強に集中できないといいます。わが家の子供たちも、座っていても始終ゴソゴソとしていて、すぐほかのことに気をとられてしまいがちです。体幹のせいばかりではなく、本人たちの特性によるところも大きいのかもしれませんが、安定して座り続けること自体が難しいとなると、やはりどうしても気が散ってしまうのでしょう。

 

以前使っていた椅子はStokke(ストッケ)のトリップトラップ

Stokkeのトリップトラップは子供向けの椅子の定番という印象です。

しっかりした作りで色もおしゃれ、なにより高さを調節しやすくてよかったのですが、子供の姿勢がよくなるかというとそういう効果はなかったです。

また、子供が一番落ち着きのない時期に使っていたので、無理やりガタガタ揺らしまくっていた結果、息子のほうの椅子は脚の部分が緩んできてしまっていました。

 

バランスチェアは類似品が多く出ている

バランスチェアと似たような作りの椅子は楽天市場を覗くだけでもたくさんあります。バランスラボのバランスチェアは椅子の脚だけ見ても、作りが丁寧でどっしりしていて、なるほど値段(高い)相応だという感想を持ちました。

岐阜県の職人が手掛けているとのことです。比べて、安い類似品は写真で見る限り、椅子の脚の作りが簡素に見えます。

類似品とは安定感が違うのではないかという印象を受けますが、こればかりは安いほうを使ってみないとわからないですね。もしかしたら同等の効果を得られるのかもしれません。

 

カバーを購入する際は濃い色がおすすめ

バランスチェアイージーのカバーはカラフルでかわいい色がたくさんあります。ただ、勉強用の椅子にしたい場合、気をつけたいのは鉛筆の汚れ。小学生が勉強をすると手に鉛筆の汚れがついて、それがだんだんと椅子の表面に付着していくのです。淡い色のカバーにすると、あっという間に黒ずみます。わが家の薄ピンク色のカバーも写真のとおりです。

隣の緑色に比べると薄ピンクはやはり汚れが目立ちます。まめに洗濯できる人にはおすすめしますが、不精をしていると一か月ほどで上の写真の状態になりかねないので注意です(すみません、そろそろ洗います)。

 

バランスチェアイージーの実際の効果は?

面白い形状の椅子で、初めて親二人で試し座りをし、そろって「おお~」と歓声をあげました。

写真で見たときは、座面が斜めで座りづらくないのか、と思いましたが全然そんなことはなく、脚をしっかり支えられるためむしろ安定します。座ると、自然と背が伸びやすくなる作りです。

 

使用開始から二か月ほど。「背が伸びているね」と声をかけると本人たちも俄然やる気を出して、より一層背筋を伸ばしてくれるので、よい循環ができてきてはいます。少なくとも、前の椅子のときのように、声かけしてもすぐにだらけてしまう風にはなりません。段々と背筋も鍛えられるんじゃないかなという印象を受けています。

 

ただ、膝を乗せる部分に乗ってみたり膝を立ててみたり、いくらでもふざけた座り方ができる椅子でもあるので、油断すると座り方自体が崩れていることもしばしば。その辺りは声掛けでフォローしている状態です。

 

バランスチェアイージーの効果?学習への集中力はアップ

もともと気が散りやすい性質の子供たちなので、「他ごとをまったくしなくなりました」と言い切ることはできませんが、大幅に改善している実感があります。脱線に至るまでのスパンが明らかに長くなっています。

姿勢を維持するのが辛くてモゾモゾする回数が減ったからではないでしょうか。

 

バランスチェアイージーはおすすめ?

バランスチェアイージーは高額ですが、作りがしっかりしていて意識的に背筋を伸ばすサポートをしてくれる椅子です。個人的には買ってよかったと思っています。

値段の高さだけがネックですが、普通の椅子では姿勢のサポートは難しいでしょうから、選択肢として早いうちに検討するのもありです。

 

ただし、座り方を崩してしまうとなかなか背筋は伸びません。横着しないように「正しい座り方をして」といった声掛けは必要でしょう。椅子を導入して一気に解決というよりは、椅子を導入することで背筋を伸ばす習慣が身につけやすくなるという印象です。


 

あとは置き場所に注意してください。脚の幅が広いのでスペースを確保できるか確認することをおすすめします。

 

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