毎年ミニトマトを育てることを心の癒しとしているのにもかかわらず、なにかしら起きる家庭菜園。
今年、私たち親子の悩みの種となったのは「アザミウマの発生」です。おそらく症状からして「ミカンキイロアザミウマ」の仕業だと思います。この記事では、たくさんのミカンキイロアザミウマにどう対応したのかを紹介します。
ミニトマトを収穫したら。ボコボコ・金のまだら・白い産卵痕
わが家が今年育てているのは「ぷるるん」四株と「アイコ」「千果」「純あま」「花鳥風月」各一株の七株です。
ところが、四株あるぷるるんの一株だけ、ちゃんとした実がつきません。背丈は伸び、花も多いのに、なにか様子がおかしい。葉が黒ずんできたため最初は病気かなと思いました。
隣の株はたわわに実っていたので、さっそく収穫したのですが、あきらかに実の様子がおかしい。皮がボコボコしてまるでおいしそうに見えません。
ボコボコしていないものでも、金色のまだらになっています。
この写真だとちょっとわかりづらいですかね…。
中には白いなにかの跡がついているものまで。調べると、おそらく産卵痕とのこと。
調べたところ、アザミウマが発生すると、上のような症状を引き起こすという話でした。金色のまだらは金粉症といい、ミカンキイロアザミウマの仕業だそうです。
アザミウマは花に隠れます。花をゆすってみると、小さな虫がちょこちょこと出てきました。
症状が出て最初の頃は、うまく見つけられなかったのですが、しばらく経った頃にたくさん見つけられました。対処に迷っている間にどうやらめちゃくちゃ増えてしまったようです……。
ミニトマトのミカンキイロアザミウマを駆逐する方法
ミカンキイロアザミウマは普通のアザミウマより一般的な薬剤が効きにくいのだそうです。そこで、いろいろ調べてトラップを仕掛けた上、比較的効果のありそうな薬剤を選んでみました。こちらです。
吹きかけるだけでよいスプレータイプなので、希釈せずに済みラクでした。効果は圧倒的で、翌日から花をつついてもアザミウマが出てこなくなりました。
加えて、トラップです。アザミウマは黄色が好きらしく、粘着性があるトラップを仕掛けておくとくっついて捕獲できるとのこと。早速親子でせっせと設置しました。
追記
後日、収穫したものです。
例年どおりのピカピカツヤツヤのミニトマトがとれました!
手前のだけ少しぼこっとした跡がありますが、全体的にきれいな出来でした。
味もおいしかったです。
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