【2022】早稲田アカデミーの夏期講習の費用・内容。夏期集中特訓との違い

早稲田アカデミーは夏休み中、夏期講習と夏期集中講座を実施します。早稲田アカデミーの夏期講習の内容や評判はどうなのでしょうか。また、夏期講習と夏期集中講座はどういう違いがあるのでしょうか。順に紹介していきます。

なお、こちらは2022年度の記事です。2023年度の記事はこちらです。

【2023】早稲田アカデミーの夏期講習会の費用・内容。夏期集中特訓との違い - ノビコトwww.nobikoto.com

早稲田アカデミーの夏期講習とはどんなものなのでしょうか。

早稲田アカデミーの塾生であれば、そのまま受講する流れになりますが、外部から受けるためには入塾テストを突破する必要があります。

入塾テスト

学習カウンセリング

体験授業

夏期講習

というステップです。

夏期講習は、学年によってコンセプトが大きく分かれます。一年生から四年生は学力の定着化が目標ですが、五・六年生はどういう進路かによってコース分けされています。

主なコースは以下のとおりです。
Kコース　公立中進学
Sコース　私国立中受験者
Tコース　公立中高一貫校対策
Progressコース

つまり、地元の学校に進学するか、私国立あるいは公立中高一貫校を受験するかによって選ぶコースが変わってくるということです。

加えてProgressコースがあり、こちらは公立中学進学後に難関高校受験を見据えている子供に向けたコースとなっています。

このProgressはExiVという塾のコースです。早稲田アカデミーが総力を結集して創設した難関中高受験専門塾という位置づけで、開成高・国立附属高・慶應女子高・早慶附属高・都立・県立トップ校合格を目指すための環境が整えられています。

なお、ExiVは2022年７月現在、御茶ノ水校、渋谷校、新宿校、西日暮里校、たまプラーザ校の五校を展開しています。早稲田アカデミーの中でも選りすぐりの講師たちの授業を通常授業で受けることが可能です。

早稲田アカデミーには兄弟割引があります。兄弟で申し込んだ場合は一万円の割引です。

早稲田アカデミーは面倒見のよい指導で知られています。データを用いた手厚いサポートと緊張感のある授業は、広く信頼を集めていますし、近年の高い実績にもつながっています。ここ数年、大手塾の難関校における合格実績は、サピックスに次いで早稲田アカデミーが高いです。

一方で、宿題の多さも有名です。ある程度こなせないと、どんどん遅れが出てしまいます。受けるかどうか迷っているのであれば、塾に実際、どの程度の量が課されるのかを確認しておくとよいでしょう。

早稲田アカデミーの夏期集中特訓はその名のとおり短期間で集中的に学ぶコースです。2022年は8/4～8/13に行われます。会場での「対面授業」と、自宅での「双方向Web授業」を選択可能です。

対象は小学四年生から六年生です。四・五年生はNNジュニアクラスとレギュラークラスに分かれます。六年生はNN志望校別コース・選抜クラス・レギュラークラス・公立中高一貫校対策コースとさまざまです。

多くの生徒が集まり、広い会場の各部屋に振り分けられ、特訓が行われます。いつもと違う教室での緊張感ある授業です。朝から晩まで勉強し、合間にお弁当やおやつも出ます。子供にとってはある意味で、「イベント」であり、「お弁当やおやつが食べてみたいから」という理由で申し込む子供もいるぐらいです。

体育会系と言われがちな早稲田アカデミーですが、夏期集中特訓では皆お揃いのハチマキを巻いて勉強に臨みます。特訓のあとに、ハチマキにメッセージを書き合ってお互いを励まし合う姿もよく見られるそうです。

早稲田アカデミーの夏期講習は、進路に合わせてさまざまなコースが用意されています。外部から講習だけ受けに行く子供も多いです。ただし、四谷大塚や日能研の夏期講習とは異なり、入塾テストを受ける必要があります。あらかじめ対策をして臨みましょう。

夏期集中特訓は朝から晩まで集中して何日も勉強する一大イベントです。

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