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ノビコト

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【塾トラブルの対処法】退会時の月謝トラブル。塾友達や塾講師とのいざこざ

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少子化にもかかわらず、塾は乱立しています。自分に合った環境の塾に入れたならよいのですが、運悪く合わない塾に当たってしまうと大変です。この記事では塾トラブルとその対処法について紹介します。

 

 

代表的な塾トラブルにはどんなものがあるの?

塾トラブルの事例は、以下のとおりです。 

 

塾友達とのいざこざ

進学塾であればあるほど、意図的にライバル意識を煽ることがあります。生徒のやる気に火をつける目的で、頻繁なクラス替えを行い、順位を可視化し、競争心に火をつけるのです。そのため、塾内にはよくも悪くも緊張感が漂っています。


ストレスが溜まりやすい環境ですから、子供同士の衝突は少なくありません。多かったのは「〇〇さんが勉強の邪魔をした」と訴えに来るケース。相手のせいで勉強ができないとお互いに主張する喧嘩です。

 

成績を罵倒し合う類の喧嘩もちょこちょこ見ました。最初は点数をめぐって軽口をたたいているつもりが、引き際を見誤って衝突にまで発展するというのはありがちです。

 

塾講師とのトラブル

せっかく子供を任せるなら、人格者で指導力も高い塾講師にお願いしたいところです。しかし、残念ながらそこまでハイレベルな塾講師はごく一部。それでも、子供との相性がよい先生に当たれば、成績が大きく向上することもあります。


問題は先生と生徒の相性が悪いケースです。先生は生徒より権力のある立場なので、良識的な先生であれば相性が悪い生徒であっても、悪感情を出さないよう振る舞うでしょう。それでも、「ぎこちなさ」は残りがちです。


相性が悪いだけならまだしも、先生の指導力や人間性に大きな問題があるケースもあります。塾にはよくも悪くも個性的な先生が集まる傾向にあります。元塾講師ですが、率直に「どうなんだろう」と思ってしまうような、おかしなふるまいをする先生も中にはいました。詳しくはこちらの記事にまとめています。

塾の先生が嫌い! 変な先生がいっぱいの塾業界の裏側と対策

 

退会できない? 引き止めのトラブル

一時期メディアでも話題になりましたが、悪質な塾も中にはあります。退会をさせなかったり、驚くような違約金を請求してきたりというケースです。

 

また、悪質な塾でなくても、いざやめようとしたら退会月の月謝で揉めることになったなんて事態もよくあります。

 

トラブルがあった際にはどう対応する?

塾トラブルの対応例をいくつか紹介します。

 

塾友達とのいざこざがあった場合

塾友達とのいざこざがあった場合は、塾に報告を入れましょう。もちろん、すぐにケリがつきそうなものなら、いちいち報告しなくても大丈夫です。


しかし、長引きそうな場合は、子供の喧嘩だと任せるのではなく、塾に介入してもらったほうがよいでしょう。ただの喧嘩だと放置しておくと、段々と塾に行きたくなくなる可能性があります。


塾に介入を頼むときは「ふたりの席を離してほしい」など具体的な対策を求めることをおすすめします。とにかく不仲な生徒同士を接触させないようにすることが大切です。

 

勤めていた塾で実際に合った例

私の勤めていた塾には、とにかくウマが合わない同学年の男子と女子がいました。どちらも喧嘩っ早く、放っておくとすぐ手が出ます。

 

男子と女子が揉めるとすぐ周囲は「嫌いなんじゃなくて気があるんじゃないの?」と冷やかしたがるものです。実際、塾長(中年男性)が「なに? そんなに好きなの?」と尋ねてきたと、あとになって本人たちから聞きました。

 

事態を多角的に検証せず、色恋沙汰に落とし込むのは事態の矮小化です。実際、どう見ても色恋沙汰ではありませんでした。

 

塾長は双方を叱りつけたあと、女の子のほうだけに「あなたも絡まれたからっていちいち反撃しなくていいの。女の子が叩き返すなんて乱暴だよ。男の子がバカなことやってるなあでいいじゃない。反撃するから相手も食い下がってくるんだよ」と諭したそうです。


「女子だから叩き返すな」や「女子だけが大人な対応をしろ」というのはまったく理不尽な話だと言わざるを得ません。「女子だからとか、なんの関係もなくない? 考え方、古くない?」と女の子は憤懣やるかたない様子で報告してきました。

 

そのとおりだと思ったので塾長にも「男女は関係ないと思います。二人が顔を合わせる時間が減るように、まずは二人の席を離しましょう」と伝えました。

 

このように、具体策ではなく説教だけでなんとかしようとする塾もありますので、最初から具体策を求めていくことをおすすめします。

 

塾講師との関係悪化

塾に勤めていると、いろんな先生に会います。先生と生徒が上手くいっていないようであれば、早めに対処してもらうようにしましょう。


たとえば、塾講師の注意が行き過ぎてしまって、生徒が心にダメージを受けてしまったケース。塾長を通して担当の塾講師にヒアリングをしてもらいましょう。塾講師と直接話をするだけだと、情報がそこで止まってしまう可能性があるためです。


トラブルの内容にもよりますが、「子供からはこのように報告を受けました。塾長から事実確認して情報共有する場を設けてもらえないでしょうか」という伝え方をすることをおすすめします。


クセのある塾講師はたくさん見かけますし、同僚の目から見ても、明らかに生徒ではなく塾講師の側に非があるケースもありました。一方で、子供の報告が脚色されてしまい、トラブルに発展したケースもいくつか見ています。

 

実際に経験した生徒とのトラブル

夏期講習に初参加の小学三年生の生徒が、テキストを開きませんでした。「先生、質問でーす。ぼくバカだから、なんの授業かわかんなーい。テキストのどこやってるの? 千ページ?」とおどけたので、「テキストの3ページを開いてごらん。その上で、問題について質問するように」と諭しました。


子供は帰宅後に、「先生は僕の質問だけ無視した」と親に伝えたそうです。その結果、翌日になって保護者が子供を連れて「最低な塾だ!」と事務室に怒鳴りこんできました。経緯を説明すると、保護者の怒りは子供に向き、「この嘘つき!」といきなり頭をはたいたので、慌てて仲裁に入りました。

 

基本的に保護者は子供の味方でいてあげてください。そうしないと、嫌なことがあったとき、子供は親に報告するか迷ってしまうはずです。ただ、まだ幼いだけに子供の認識が足りていないケースもあります。

 

トラブルの深刻さによってはすぐに動いたほうがよいですが、待てる内容であれば、塾側に報告を求めて待ってみるとよいでしょう。

 

しかし、塾の体質によっては塾長に話を通しても、うやむやにされてしまうケースがあります。その場合は、スッパリ見限って転塾することをおすすめします。

 

退会や月謝で揉めた場合の対処法

入会時にもらった契約書の控えは必ず保存しておき、いざというときに塾側に提示できるようにしておいたほうがよいです。よくあるのが「何日前までに退塾を申し出る」という規定で揉めるケース。契約書を確認しておき、料金が無駄にならないタイミングで退塾を申し出るとスムーズです。

 

実際、「中途半端な時期にやめるため、日割りにならないだろうか」といった相談はあったようでした。中小規模の塾や個人塾であれば、塾長判断で融通をきかせてくれるケースもあります。しかし、基本的には契約書どおりだと考えたほうがよいです。


なお、前期後期でテキストを購入する場合、タイミングによってはテキストだけ買って退塾ということになりかねません。購入時期を確認しておきましょう。


塾側が契約書にない悪質な要求をしてきた場合は、自治体がやっている無料の弁護士相談などを利用して、専門家に相談することをおすすめします。

 

規模の大小を問わず塾トラブルには迅速に対応

トラブルがあった際は、規模の大小を問わずできるだけ早めに対応しましょう。友達や塾講師とのトラブルは、塾と連携して対応することをおすすめします。うやむやにされないよう、塾長から具体的な対策を提示してもらうとよいです。

 

退会や月謝での揉めごとを避けるためには、入会時の契約書を読み直しておき、損をしない時期にやめましょう。万一、悪質な要求をされたなら、専門家の手を借りて対応するとよいでしょう。

 

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