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ノビコト

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【元家庭教師】授業中、休憩は必要か。お茶やお菓子の準備は?

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私が講師として勤めていた塾は、家庭教師派遣センターもやっていました。そのため、曜日によっては塾講師と家庭教師の両方の仕事をしていた時期があります。

 

この記事では、家庭教師経験者の目線で、家庭側によくある悩み、「休憩」や「お茶やお菓子」の必要性について紹介していきます。

 

家庭教師の授業料に休憩は含まれるの?

たいていの家庭教師派遣センターでは、休憩時間は授業時間として計算しています。しかし、休憩が必須かといえばそんなことはありません。子供の集中力や家庭の要望に合わせて家庭教師側も対応を変えています。打ち合わせ時にできるだけ家庭側の要望を伝えておきましょう。

 

要望は具体的なほうがよいです。

たとえば、「お茶やお菓子は出すが、できるだけ食べながら授業を続けてほしい」「休憩は5分以内にしてほしい」とハッキリ伝えてください。

 

「なんだかカドが立ちそうで言いづらい」という家庭もあるかもしれません。その場合は先生に直接言うのではなく、家庭教師派遣センターから要望を伝えてもらうとよいでしょう。

 

ただ最初から「休憩は一切不要」と言い切ってしまうのは避けることをおすすめします。

 

というのも、子供によって集中力には大きな差があるためです。休憩なしで集中できる子供ばかりではありません。無理して授業を続けて中身がスカスカになるケースもあるので、基本的に休憩は「時間の無駄」ではなく「授業の効率化」と考えたほうがよいです。

 

休憩時間の目安は5分~10分です。小学校低学年ならだいたい10分~15分必要になります。長すぎる休憩は不要だと考えている先生が大半ですが、中にはいい加減な先生もいます。ダラダラと休憩を長引かせている先生がいたら、本人にクギを刺すか、家庭教師派遣センターにクレームを入れたほうがよいでしょう。

 

手抜き癖がある先生であれば、子供がなつく前に早めに交代を願い出てください。

 

家庭教師にお茶やお菓子は出すべき? どんなものがよいの?

私が経験した家庭教師先はどのおうちも、お茶やお菓子を出してくださいました。ただ、これは必須ではありません。「お茶やお菓子が出ないから授業の手を抜く」なんて先生なら、はなからNGです。

 

授業料や交通費はいただいているので、それ以上は基本的にいりません。ただ、同僚の話からも、「用意してくれている家庭のほうが圧倒的に多い」という実感はありました。


だいたい、授業が半分ほど終わったタイミングでお声がけいただくことが多かったと記憶しています。保護者が共働き、もしくはシングルマザーのため、生徒の留守番中に教えた経験もありますが、その場合は決められた時間に、あらかじめ用意されたお菓子を生徒が取りに行ってくれていました。

 

また、先生によってはお菓子は不要だと感じる人もいます。アレルギーや好き嫌いの問題もありますし、食べ物はなかなか難しい問題です。もしお菓子を用意する予定であれば、事前に食べられないものはないかを確認しておいたほうがよいでしょう。

 

お菓子に一切手をつけない先生であれば、「出さないほうがいいですか?」ときいてみてください。食べない先生のためにあれこれ選ぶのも疲れるはずです。

 

私も授業の時間帯によっては「次回からはお茶だけいただければ十分です。有難うございます」とお伝えしてました。

 

家庭教師にどんなお菓子を出す? 予算は?

家庭教師に出すお菓子にお金をかける必要はありません。そもそも用意する必要はないですし、用意するとしても駄菓子で十分です。

とはいえ、他の家でどんなお菓子を出しているのか、というのはちょっと気になるところですよね。私の経験では、ケーキや和菓子、果物、ゼリー、アイスクリーム、駄菓子まで千差万別でした。

 

家庭教師としては、食べるのに時間がかかりすぎるものや手が汚れるものは避けたいところです。特に低学年の生徒は食べるのに時間がかかってしまいます。更に、そのあと手も洗いに行かなければならないとなると、なかなか授業に戻れません。真面目な先生ならだいたい焦りを感じるはずです。

 

お茶やお菓子は基本的には不要。休憩は子供に合わせて

用意する家庭が多いですが、お茶やお菓子は基本的には不要です。もし出すのなら、時間がかかったり手が汚れたりしないものだと喜ばれます。

 

休憩は授業料に含まれるため、「うーん、なんだかもったいない……」という気分になるかもしれませんが、集中するために必要な子供もいます。

 

ただし、ダラダラと休憩している先生はやる気に問題があるので、交代を申し出ましょう。

 

ちなみに、個別指導塾であればお茶やお菓子の悩みとは無縁です。部屋の掃除も必要ありません。個別指導塾については、こちらの記事を参考にしてください。

【必読】個別指導か集団授業か。元塾講師が教える本当の塾の選び方とは