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ノビコト

教育ライター 兼 双子母 が子供に関するあらゆる情報を発信

親子で塾見学をする際のポイントとは! よくない塾を見抜くコツ

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塾選びは大変です。いろんな塾に足を運んで見学しても、塾側に都合の良い営業トークばかり展開されると、どこの塾がよいのかわからなくなってしまいます。この記事では、元塾講師が親子で塾見学をする際のポイントについて紹介します。

 

 

塾に問い合わせをする際に気をつけることって?

大手であれば、電話対応のスタッフも多いですから、いつ電話しても大丈夫です。反対に、個人塾だと先生が直接電話対応するケースも少なくありません。可能であれば、昼以降三時半ぐらいまでの時間に問い合せるとつながりやすいでしょう。それ以降は授業準備でバタバタしがちです。

 

塾見学の際の代表的なチェックポイント

塾見学をする際に見ておきたい・聞いておきたいポイントは以下のとおりです。

 

無料体験授業に参加した際のポイント

入塾生を募集するにあたり、体験授業の無料キャンペーンを謳う塾はたくさんあります。集団授業の場合、だいたいは名物講師が授業をして「このクオリティの授業を提供しますよ」と宣伝する場合が多いです。しかし、実際に入塾してそのクオリティの授業が受けられるかどうかは担当の先生の指導力によって決まります。

 

中には、実際に担当につく先生に体験授業をお願いできる塾もあります。特に、個別指導だとそういうやり方が多いです。また、塾の規模や方針にもよりますが、親が見学できるケースも多いです。見学したい場合は、事前に可能かどうか問い合わせておきましょう。

 

自習室の有無と運用方法

最近の塾は自習室があるのがスタンダードです。しかし、自習室の運用のされ方は塾によって大きく開きがあり、いつでも好きなときに利用できる塾もあれば、予約制の塾もあります。できるだけ臨機応変に活用できる塾を選びましょう。

 

実際に、自習室をのぞかせてもらって学習中の雰囲気を知るのも大切です。先生の目が行き届いていない塾だと、私語がはびこっていて、勉強をするにはかえって逆効果の場所となっている場合があります。

 

自習室を利用するにあたって、プリントやテキストのコピーなど教材を提供してくれる塾もあり、サポートの度合いもさまざま。生徒をしっかりサポートできる体制を整えている塾を選びましょう。

 

実際の宿題の量と親の負担

宿題の量がどのぐらいあるのかを確認しましょう。わが子にこなせる宿題量の塾を選ばないと、宿題を片付けるだけで生活があっぷあっぷになります。また、宿題の丸付け等で親のサポートを前提とする塾もあります。家庭学習を前提とすることで有名なのは、中学受験専門塾のSAPIXですね。実績の高い塾ですが、塾任せにはできません。

 

正社員と非常勤の割合について

マトモな塾かどうかを見極めるために、先生たちの雇用形態を知っておくとよいでしょう。塾のホームページの採用情報を事前に見て、あまり待遇の良くない塾は避けることをおすすめします。雇用条件の良し悪しは、現場の先生のモチベーションを大きく左右するためです。

 

ただ、私の知るある塾では、実際の雇用条件よりはるかによい情報をホームページに載せていたなんて話もありました。恐らく、対外的なアピールだったのでしょう。ですから、ホームページの情報だけを鵜呑みにはしないほうがよいです。

塾のホームページの見方はこちらで紹介しています。

 ホームページを鵜呑みにしない! 通うべき塾の選び方。先生の給与や待遇も大切?

 

正社員と非常勤の割合については、ぜひ聞いてみてください。ある意味で塾選びにおいて最重要ポイントです。正社員の多い塾のほうが授業時間外のフォローが手厚い傾向にあります。質問をしたいときにできる環境にあるか、授業時間外に進捗に合わせてプリントを印刷してくれるかなどはこの点で決まりがちです。

 

身も蓋もない話ですが、大手含めて塾業界はブラックが多数なのが現状です。社員を大事にしていない塾だと先生も余裕がない傾向にありますし、コロコロ人が入れ替わります。

塾の裏側についてはこちらの記事で紹介しています。

塾の先生が嫌い! 変な先生がいっぱいの塾業界の裏側と対策

 

非常勤ばかりの塾だと先生同士が顔を合わせる機会が限定されるため、連絡事項や生徒の現状の共有も上手くいきづらいです。

 

合格者数の実態について

塾の営業チラシを見ていると、だいたい「難関校に〇〇人合格! 次はキミだ!」といった文句が躍っています。こういうチラシの文句はあまり真に受けないほうがよいです。

 

よほどあくどい塾を除いて、合格者数自体がウソということはないでしょう。しかし、数字にはカラクリがあることが少なくありません。たとえば、塾からの受験者数が三十人だったとして合格したのが五人だったとしたらどうでしょうか。「五人もあんなに難しい学校に受かるなんてすごい!」と思う人は少ないはずです。大半が「そうか、六分の一しか合格していないのか」と考えるのではないでしょうか。

 

塾にとって上位校に合格した優秀な生徒はよい営業材料になるのです。「うちは結果を出している塾です」とアピールするために、都合の悪い数字は伏せる傾向にあります。

 

「昨年度生徒さんは全体で何人いたんですか。〇〇校以上のランクの学校は、全体の何割ぐらいの生徒が受けたんですか。ちなみに、△△校は何人中何人受かったんですか」と知りたい内容はどんどん掘り下げましょう。

 

違約金について

違約金で揉める悪質な塾の存在は、メディアでも一時期とりあげられました。個人塾でたまにそういったやっかいな塾が紛れこんでいます。今はネットに口コミが広がる時代なので、よく事前にリサーチしておき、渡された規約をしっかり読み込んでおきましょう。口頭でも質問してみてください。

 

実際に教えている時間帯を見学しよう

塾見学の時間帯は比較的、塾の手が空きやすい時間帯に行われます。しかし、実際に教えている様子を見学できないまま入塾すると後悔しかねません。一度授業を見学させてもらいましょう。

 

よくない塾だと気づいたらすぐに転塾を

上記のようなポイントに気をつけていても、よくない塾に入ってしまうことはあります。その場合、「せっかくここまで続けてきたのだから」「次の塾がよいとも限らないし」とやめどきを迷う人が多いです。

 

転塾をするのはたしかに親子ともども負担が大きいもの。しかし、だからこそ遅くなるとよりしわ寄せも大きくなります。ぜひ、早いうちに転塾して次の塾に慣れることにコストを割いてください。

 

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