ノビコト

教育ライター 兼 双子母 が子供に関するあらゆる情報を発信

子育てに関する悩みを相談できる窓口はどこ? ノイローゼになる前に

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産んだ後、予想以上のハードさに茫然とさせられることも多い子育て。この記事では、育児に追いつめられたとき、相談したり頼ったりすることができる窓口について紹介していきます。

 

ファミリーサポートセンター事業

略称「ファミサポ」で知られる、ファミリーサポートセンター事業です。自治体によっては違う名称を採用しているところもあります。

 

ファミサポは市民の相互扶助を促進するものです。子育てを手伝ってほしい人と手伝いたい人が、それぞれ登録するシステムになっています。

「子供を迎えに行ってほしい」「家事の間、子供を見ていてほしい」などさまざまな要望に応えてくれることでしょう。

 

一方で、ファミサポには、「本当に困っている人には、このサービスは不十分だ」という根強い批判があります。

 

最初に必ず面接に出向かなければならない点や、2人以上の子供の面倒を見てくれる人がなかなか見つからない点などがその理由です。

 

子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)について|厚生労働省

ファミリーサポートセンター|女性労働協会

各自治体の保健師さん

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健診でお世話になることも多い保健師さん。健診時以外にも相談に乗ってくれます。

 

悩んでいる家庭を訪問してくれる

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行き詰ったら地域の保健所に電話してみてください。保健師さんが相談に乗ってくれます。多くの場合、「一度自宅訪問しましょうか」と提案してくれるでしょう。わざわざこちらから足を運ばなくても大丈夫です。

 

ただし、育児でいっぱいいっぱいの状況下にあると、なかなか部屋の片づけまでは手が回らないもの。そこに突如、人が来るわけですから、負担に感じてしまうこともあるかもしれません。

 

加えて、「すべての保健師さんが、親身になって対応してくれるわけではない」というのも心の隅に留めておきたいところです。

 

中にはつっけんどんな態度をとってきたり、育児ストレスを増やすような言葉を口にしたりする保健師さんもいるようですからあまり正面から受け止めすぎないようにしましょう。

 

いまいちな対応をされた場合は、別の窓口を頼ることをおすすめします。

 

息子の発達を心配し、保健所に電話した体験談

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少し脱線しますが、実は筆者も保健師さんのお世話になった経験があります。

 

息子が二歳のとき、落ち着きのなさが気にかかり、思いきって保健所に電話しました。

当時の息子といえば糸の切れた風船。人参を鼻先につるされたポニー。興味のあるものを見つけてはフラフラと、それでいて狭い歩幅から繰り出す恐ろしい速さでどこかに行ってしまうため、何度となく「どこ!」と絶叫するはめになりました。

 

ちなみに、我が家の子供たちは男女双子です。室内遊びでも外遊びでも、いつでもどこでも二人一緒。仲良きことは美しきかななのですが、どうしても子供たちを見守る目が分散してしまいがちです。

 

娘の呼びかけに対応している隙に、息子がパッと走り出してしまうケースが頻発し、常に気が抜けませんでした。

 

「息子の落ち着きのなさは、本当に大丈夫なのだろうか」と一抹の不安を覚え、保健所に電話したところ、なんと翌々日に、家まで来てくれることになりました。

 

とはいえ、当時の我が家の散らかりっぷりときたら、目も当てられないありさま。

見事にジャストサイズでしか足の踏み場がありません。

「ええいままよ!」と覚悟を決めたものの、最終的にはなけなしの羞恥心が顔を出したため、子供を寝かしつけた後ひたすらせっせと片付けました。

 

取り繕った我が家へと足を運んでくれたのは、物腰の柔らかい素敵な保健師さん。

 

親身になって相談に乗ってくれ、「親から見て心配な面のある子供たちを集めて、一緒に遊ばせる会」を紹介してくれました。

 

遊んでいる様子を専門家が見守っていて、もし本当に発達に問題があるようであれば、次のステップに移行できるシステムです。おかげであまり抵抗なく、息子を連れていくことができました。息子もいろんな遊びを体験でき、楽しんでいたようです。

 

結局、息子は時期が来れば落ち着いたので、筆者の考えすぎだったのですが、相談してよかったと思っています。ひとりで悩んでいて不安な人は、まず電話してみてはどうでしょうか。

 

ホームスタートジャパン

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未就学児が1人でもいる家庭に、研修を受けた地域の子育て経験者が来てくれる「家庭訪問型子育て支援ボランティア」です。

継続的に2~3ケ月、週1回2時間ほど家庭訪問してくれます。

さまざまな悩み相談に乗ってくれ、育児・家事・外出などを一緒に行ってくれるそうです。外出しづらい人でも、利用しやすい点もメリットだといえます。

  

ホームスタートジャパン

子育てホットライン ママさん110番

電話番号:03-3222-2120

相談時間は平日の10:00~16:00です。無料相談に乗ってくれます。

意外と話してみると、気持ちが楽になるものです。ひとりで思い詰める前に電話をかけてみてください。

 

育児相談電話 | 社会福祉法人 日本保育協会

 

全国にある多胎のサークル

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多胎児の親なら自治体から、多胎サークルの案内をもらったことがあるかもしれません。

 

こちらは「日本多胎支援協会」による、全国の多胎サークルを紹介するページです。

 

サークルを通して、似たような悩みを持つ親とつながりを得るのも、育児の不安を和らげるのに有効でしょう。

 

ただ、実は、双子親である筆者は、多胎サークルに参加した経験がありません。

 

多胎児の親は、子供が小さいうちは出かけるのにもひと苦労です。

 

秋の空模様もかくや、というほどに移ろいやすい子供たちの機嫌をとりながら、授乳のタイミングとおむつの交換時間を考慮し、荷物一式を持って移動。車がなければまず無理ですし、車があっても厳しいです。

 

そんなわけで、自治体から多胎児サークルに関するチラシを、これでもかというぐらいもらっていたにも拘わらず、結局一度も出向くことはありませんでした。

 

しかし、もし参加できたのなら、それはそれで貴重な機会になったと思います。「近い場所で集まっているようだし、行ってみよう」という人がいればぜひ参加してみてください。

 

全国にある多胎のサークル等 | JAMBA|一般社団法人 日本多胎支援協会

 

虐待や育児ノイローゼになる前に

子供の成長に不安を覚えたり、子供へのイライラがおさまらなかったり、あるいは虐待やノイローゼにつながりそうだと感じたりしたときには、とりあえずどこかの窓口に相談してみることをおすすめします。よい解決法が見えてくるかもしれません。

 

「どうせ話を聞いてくれるだけでしょう」と考える向きもあるかもしれませんが、あまりにも親が精神的に参っている場合には「子供を保育園に預けられるように手配する」といった方法で、積極的に動いてくれる自治体もあるようです。

 

どうか、遠慮せずに助けを求めてみてください。

 

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