ノビコト

教育ライター 兼 双子母 が子供に関するあらゆる情報を発信

SAPIX(サピックス)・四谷大塚・日能研・早稲田アカデミー。各塾の特徴とは? 塾選びのポイントを紹介

f:id:nobikoto:20190823122821j:plain

中学受験対策を始めるにあたり、最初に考えなければならないのは「塾をどこにするか」です。

 

大手中学受験専門塾といえば、「SAPIX」「四谷大塚」「日能研」「早稲田アカデミー」あたりが挙げられるでしょう。

 

この記事では、各塾の特徴について紹介していきます。

生徒の競争心に火をつけるSAPIX

f:id:nobikoto:20190823123544j:plain

SAPIXは主に、御三家や難関私立中学を目指す家庭が選ぶ塾です。頻繁に行われるレベル別のクラス替えで競争心に火をつけ、生徒の学習意欲を呼び覚まします。

 

SAPIXに通うと講師の指導力の高さ、授業レベルの高さに驚かされることでしょう。

 

ただ、その分、授業速度は群を抜いて速く、5年生までに一通りの内容を終えて復習に入ります。授業ごとに配布されるプリントは目を疑うほど膨大で、管理するだけで大変です。

親は日々、子供の学習フォローとプリントのファイリングに追われることとなります。

 

共働きなどで忙しく、できるだけ学習サポートに伴う作業負担を軽減したいという家庭には、向いていないかもしれません。

 

宿題の量も多く、家庭での学習習慣が確立されていて、やる気もある子供でなければついていくのは厳しいですが、その分難関校の合格実績は圧倒的です。

 

向いている子 競争に耐えられる・膨大な量を効率的にこなせる・超難関校狙い

 

優れたテキスト「予習シリーズ」で知られる四谷大塚

f:id:nobikoto:20190823123920j:plain

四谷大塚は「予習シリーズ」という完成度の高いテキストで知られる塾です。単元ごとに詳細な解説が載っているため、子供自身が勉強しやすい作りになっています。

5回に1回、復習の単元が差し挟まれるのも効果的です。復習の単元があることで、遅れをとりがちな子供でも挽回が効きやすくなっています。

 

難関校から下位校まで幅広く合格者を出していて、子供のレベルに合わせた授業が用意されているのも魅力です

本校は少ないですが、各地に提携校があるため、比較的通いやすい塾だといえるでしょう。

 

ただし、提携校の講師がどの程度の指導力を有しているかについては、差が見られるのが現状です。小規模な提携校では、ほとんどがアルバイト講師というケースもあります。

 

アルバイト講師でも実力のある人気講師はいて、それ自体が悪いわけではありませんが、授業時間外のフォローはどうしても手薄になりがちです。

 

見極めるためにも、体験授業があれば積極的に参加してみてください。

 

向いている子 人を選ばない(ただし提携校に通う際はよく見て決めること)

 

子どもを伸ばす教育を目指す日能研

f:id:nobikoto:20190823124050j:plain

日能研は日本最大規模を誇る中学受験専門塾です。クラスごとに適切な指導を行うことで、難関校から下位校まで幅広く合格者を出しています。

 

授業内容、速度、宿題の量などもレベルごとに配慮された分量になっているため、学習についていくのに無理がありません。志望校の選定も、合格できるよう戦略的に考えてくれます。

 

ただし、とにかく生徒数が多いため、生徒一人ひとりに対する塾側からのフォローに物足りなさを感じるケースもあるかもしれません。

 

また、受験に必要なノウハウやテクニックを教え込む合理的なアプローチより、時間がかかっても生徒自身の頭で考えさせることを優先する塾です。合理性追求型のSAPIXとは対照的だといえます。

 

日能研の教え方が遠回りになるか近道になるかは、生徒の性分によるでしょう。

 

向いている子 自分の頭で試行錯誤するのが苦にならないタイプ

 

講師のフォローが手厚い早稲田アカデミー

f:id:nobikoto:20190823124352j:plain

早稲田アカデミーの特徴として挙げられるのは、塾側の面倒見のよさです。保護者や生徒とまめにコミュニケーションをとって、常に相談しながら受験勉強を進めていきます。塾と連携して頑張りたい家庭には向いているでしょう。

 

 早稲田アカデミーは「体育会系」と表現されることがままあります。

 

通常授業ではそうでもないのですが、正月特訓や合宿などでは体育会系のノリを感じるかもしれません。一度見学に行ってみて判断するのがよいでしょう。

 

入塾前に知っておきたいのは、課される勉強量が膨大だということ。演習と宿題だけで他に手が回らなくなる子供も少なくありません。

 

中学受験は一度悪循環にはまると取り戻すのが大変なので、こなせそうもないと思うのなら、四谷大塚や日能研を検討するほうがよいでしょう。

 

宿題が膨大という点だけならSAPIXも同様ですが、早稲田アカデミーでは宿題チェックをはじめ、講師が積極的に子供を見てくれるため、親にかかる負担は比較的少なめです。

 

なお、早稲田アカデミーでも、四谷大塚の「予習シリーズ」を使用しています。

 

向いている子 面倒を見てほしい子・体育会系の子・膨大な宿題と演習をこなせる子

 

塾ごとの特徴をつかんで、子供に合う塾を探そう

塾にはそれぞれ特徴があります。塾選びの際には、直接塾に尋ねたいことを書き出しておきましょう。

 

説明会や見学会では、できるだけ積極的に担当者に質問を投げかけてみてください。質問に対する答えや答え方で、ある程度その塾の姿勢が見えてくるはずです。

 

ぜひ子供に合った塾を探してあげてください。

 

 

おすすめ記事

 

  

 

www.nobikoto.com