真夏に三泊四日の旅行に行ってきました。天気予報は四日間ずっとカンカン照りです。庭のプランターで育てている野菜や、子供の夏休みの宿題のミニトマトを枯らすわけにもいかず、旅行中の水やりをどうするべきか悩みました。
こちらの記事で旅行中の水やりについてまとめています。
【子供の朝顔・ミニトマト】旅行中で不在のとき水やりはどうする? - ノビコトwww.nobikoto.com
リンク先でも紹介していますが、わが家が悩んだ末に買ったのは『水のお留守番』です。この記事では『水のお留守番』の効果を紹介します。
水のお留守番の使い方
水のお留守番は高分子吸水ポリマーでできていて、水を150倍~200倍吸収してくれます。そのため、土に混ぜ込んで水やりしておくと、旅行中も水分を維持してくれる仕組みです。土にあらかじめ混ぜ込んでおくのが効果的ですが、後入れも可能で、割りばしなどで土に穴をあけてその中に水のお留守番を入れていきます。土1リットルに対し、1グラムが目安です。
水のお留守番を入れて水をやると
土にあけた穴に上手く入りきらなかったのか、元よりそういうものなのか、水をやると、おむつの中身みたいな給水ポリマーが土の表面にまでしっかりあふれ出しました。土の上にぷるぷるの寒天がたくさんはみ出しているみたいな状況です。
写真の白っぽいのが水を吸った『水のお留守番』です。
「大丈夫かな?」と思いましたが、とりあえずその状態で旅行に行きました。なお、試したのはミニトマト・バジル・シソ・ゴーヤです。
帰宅後、どうなっていたか
まず、行く前の時点ですでに弱っていた家庭用ミニトマトの株は、真ん中から下のほうが枯れていました。トマトサビダニにやられてダメージがひどかったので、行く前に処分するかどうか迷っていた株です。
それ以外のミニトマト、それからバジル・シソ・ゴーヤは生きていました。特にバジルとゴーヤは行く前の時点で育ちざかりといわんばかりの元気な状態だったこともあり、ピンピンしていました。数枚枯れている葉もありましたが、その程度です。
猛暑の四日間を元気に生き延びてくれた事実が驚きでした。まったくダメージがないわけではないですが、四十度近い気温の中、よく頑張ってくれました。
元気な野菜には水のお留守番で十分
プランター栽培は水切れがよいので、本当に水のお留守番だけで大丈夫なのか不安でしたがなんとかなりました。ただしすでに弱っている植物には『水のお留守番』だけだと厳しいです。元気な植物なら三泊四日は大丈夫でした。庭木、花、野菜となんでも問題なく使えますし、頼りになる存在です。