ラディッシュは通年野菜とよく言われますが、真冬の栽培はできるのでしょうか。この記事では、12月に入ってすぐの時期に、ダイソーで買ったラディッシュの種をまいてみた結果について紹介します。
- 冬でもラディッシュは育てられる
- 冬に種まきしたラディッシュの発芽日数は
- 収穫はいつできたの?
- 不織布あり・なし。どちらのほうが成長する?
- 不織布の有無で虫害の差は?
- 冬場でも早く収穫するためには?
- 3月中旬にまき直したら、一週間かからずに発芽
冬でもラディッシュは育てられる
結論から言うと、冬場でもラディッシュは育てられます。「防寒と虫対策を兼ねて不織布でプランターを覆ったもの」と「覆いなしのもの」、二種類を育ててみました。結論としては、「不織布あり・なしにかかわらず、冬でも育てられるけれどおすすめはしない」です。
寒い時期のラディッシュは、とにかく育つまでに時間がかかります。
冬に種まきしたラディッシュの発芽日数は
12月に入ってすぐに種をまいたところ、12月28日頃発芽しました。なんと発芽するまでに一か月近くかかるありさま。気温が低いと芽が出るまでが長すぎるため、「二十日」大根どころではありません。
12月28日、芽がチラホラ。
収穫はいつできたの?
収穫できたのは3月1日でした。つまり「二十日」大根が「三か月」大根になってしまったわけです。味自体は問題なく、葉も大根の部分もとてもおいしかったのですが、三か月がかりとなるとさすがに待ちくたびれます。
なお、この時期になってようやく遅れて発芽してくる種がいくつかありました。やはり、二十日大根を育てるのであれば、基本的に暖かい時期を選んだほうがよいでしょう。
3月1日、実の膨らみを確認。
実際に収穫したもの。
不織布あり・なし。どちらのほうが成長する?
発芽時期は完全に同時。葉の成長は不織布ありのほうがやや早い印象でしたが、根の膨らみが目立ち始める頃になると不織布なしのほうが早かったです。収穫が近い頃には、すでに日差しが暖かくなっていたためでしょうか。
ちなみに不織布をしていると土が乾きにくいので、水やりはほとんどしなくてよいです。ラクでした。
不織布の有無で虫害の差は?
寒い時期だったため、虫食いの被害は不織布の有無にかかわらずほとんどありませんでした。虫が少ないのは、冬ならではの利点と言ってよいでしょう。
冬場でも早く収穫するためには?
寒い時期でもラディッシュを早く収穫する方法としては、ビニールを被せて温室を作ってあげるやり方が挙げられます。100均で適当なビニール(スーツカバーなど)を購入して被せるだけでできるので簡単です。不織布よりもしっかりとした寒さ対策になります。
3月中旬にまき直したら、一週間かからずに発芽
12月に種まきしたところ、発芽するまでに一か月近くかかったラディッシュですが、3月中旬に種まきしてみたら5日ぐらいで発芽しました。やはり温度差によるところは大きいようです。
スピーディーに育てたいなら暖かい時期を待つことをおすすめします。ただし、寒い時期でも、育てるの自体はラクです。不織布をしておけば、水やりもたまにで大丈夫でした。空いているプランターがあれば試してみるのもよいでしょう。
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