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ノビコト

教育ライター 兼 双子母 が子供に関するあらゆる情報を発信

私立中学の通学時間。中学受験合格後、疲れて勉強できない中学生も!

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大学生の通学時間が長いのはよくあることです。全国区の大学に進む場合、新幹線通学をしているケースさえあります。しかし、中学生となると、一般的に「長時間通学」のイメージはあまり定着していないでしょう。

 

実際には、名だたる中高一貫校を受験して遠方から通うとなると、通学時間一時間半や二時間はザラです。この記事では通学にかかる時間が長いことで、子供に起こりがちな問題を紹介します。

 

 

通学時間のために早起き。「遅寝早起き」の習慣化

念願の志望校に合格したはよいものの、「通学に時間がかかるためやむを得ず早起きし、帰宅にも時間がかかるため、就寝が遅くなる」生活が習慣化してはいませんか。

 

しかも、高度な教育をしている学校ほど、授業がハイペースな傾向にあります。復習と宿題に追い立てられて、必死で片付けているとあっという間に深夜。朝も早いため、疲れを持ち越して電車の中で居眠りという辛いサイクルです。

 

私が勤めていた塾にも、通学疲れで塾に来るなり「限界。仮眠をとってもよい?」と訊いてくる生徒がいました。

 

その子は中学校への通学だけで疲れ切ってしまっていて、勉強にぜんぜん手が回らなくなっていました。成績が落ち込んでしまったため、見かねた親が塾に通うように促したというわけです。

 

ところが、その塾に来るなり眠ってしまうわけですから本末転倒。当然、成績も上がりません。

 

やがて、勉強が理解できないもどかしさと早く眠りたい気持ちから、宿題を出しても解答を写して取り繕うようになりました(解答を写すと、多少手を加えていても、塾講師は気づきます)。本人も負い目があるのでスッキリしない表情です。

 

志望校に受かったことが成功体験ではなく、挫折になってしまっては親としても辛いところでしょう。

 

通塾時間を確保するのが負担なら、家庭教師や学習アプリも有効

当時は塾講師という立場上、なかなか言いづらかったのですが、「塾に来て眠ってしまうぐらいなら、塾は辞めて家に帰って少しでも眠ったほうがよい」です。これはもちろん、お説教ではありません。大前提として健康第一ですし、時間だってもったいないです。


基本的に私立は、放任主義の名門校を除いて、補習に力を入れている学校が多いです。そのため、文部科学省の調査によると、公立中学に通う家庭より、私立中学に通う家庭のほうが塾代が少なくて済んでいます。

詳しくは以下の記事を参考にしてください。

【私立か公立か】子供の教育費っていくらぐらい? 知っておきたいお金の話 - ノビコト


面倒見のよい学校に通っている場合は、おすすめの方法があります。補習に集中できるよう体調を万全に整えて、プラスアルファでなにか勉強できる仕組みを導入するのです。

 

宿題を見てほしいなら家庭教師。授業をより理解したいならインターネットを介した教育サービス(学習アプリなど)や通信教育を活用するといった具合です。今は実にいろんなサービスが展開しています。

 

なるべく移動時間を減らして勉強時間と息抜き時間、そしてなにより睡眠時間を確保できるようにしましょう。

 

ただし、塾ならではのメリットは当然ながらたくさんあります。集団授業であれば他生徒と切磋琢磨する緊張感が得られますし、長年培われた塾独自のノウハウや情報量も役立つものです。

 

どうしても塾に通いたい場合は、通学の沿線上の塾を選ぶなどすれば、負担は軽減できるでしょう。どんな教育サービスを活用するにせよ、親は、子供の体調や向き不向きを考慮してあげてください。

 

家庭教師・学習アプリ・通信教育。具体的におすすめなのは?

以下、それぞれのサービスの利点について私自身の経験を交えて紹介していきます。

 

家庭教師は子供に合わせた指導をしてくれる臨機応変さが強み

家庭教師サービスは派遣センターによってもさまざまです。いくつかを比較して、わが子に合ったところを見つけるとよいでしょう。

 

私は家庭教師経験も何社かあるのですが、派遣センターによって先生のクオリティをどう維持するかの姿勢がかなり異なります。大手だから絶対によいというものでもないです。大手でも挨拶ひとつできない先生がいるセンターはありました。

 

もっとも、そういうセンターであっても、ものすごく指導力のある先生も混ざっているのが難しいところです。

 

わが子にぴったりな熱意ある先生が見つかれば、家庭教師は最強の味方になります。

 

最近では体験授業を受けられる家庭教師センターも増えてきています。一度試してみて、センターにいろいろ質問してから慎重に決めるようにしましょう。

 

小中高生の家庭教師選びなら、かてきょnavi

↑こちらのサービスは子供に合うセンター自体を診断してくれます。どこに頼んだらよいのかの判断は難しいため、とても便利ですね。

 

家庭教師というと、1対1のサービスのため「合わない先生だったらどうしよう」と考えがちです。

ただ、合わない家庭教師は無料で交代できるサービスを備えているセンターが多いため、実際のところ集団授業塾より「先生の当たりはずれ」のリスクは少ないでしょう。 

 

親にとっての問題は……費用面と家の掃除とかお茶・お菓子とか気を遣うとかその辺りですよね(大きい)。ちなみにお茶・お菓子が必要かどうかについてはこちらの記事で紹介しています。

【私立か公立か】子供の教育費っていくらぐらい? 知っておきたいお金の話 - ノビコト

 

でも、私が教えに行っていた家庭はどこもざっくばらんで、働くお母さんのおうちだと「炊飯器カピカピになってるの見えちゃった? あっはっは」みたいなノリだったので気にしなくても大丈夫です。

 

ちなみに、生徒が「先生が来る前に、家中の某ビジュアル系のポスターをはがして回っていたよ」と教えてくれて、「言わないでよ!!」とお母さんが恥ずかしさにのたうち回っていたこともありました(笑)。

 

家庭教師は家庭ぐるみでの付き合いになり、先生の側も「絶対に合格させる」というモチベーションで指導に当たるケースが多いです。

 

よい先生に当たれば、生徒に合う教え方を柔軟に考えてくれます。

 

最近話題の学習アプリ。コストパフォーマンスの高さが光る!

最近CMでおなじみのスタディサプリは、塾に比べると月額の安さが圧巻です。厳選された講師の授業をこの価格で受けられるのはアプリならではの強みで、塾業界からすると脅威ですね……。

 

正直、その辺の塾にお願いするより、講師の質という点では確実に保証されていることでしょう。無料体験できる期間が二週間用意されているので、親子で授業を受けてみて、判断することをおすすめします。

 

あと、「すごくよいな~」と思うのは、学習進捗を保護者が見守るシステムが用意されていること。

 

これ、意外と大切なんです。あらかじめシステムに組み込まれていれば、堂々と確認できますし。「ちょっとチェックさせて」「えーやだ」みたいな親子間のイライラするやりとりをせずに済みます。

 

難点をあげるなら、家庭教師や塾のようにリアルタイムの双方向性での柔軟性には欠ける点でしょうか。「質問をしたい」ときに困りますよね。

 

ただ、個別指導のコースも用意されているので、質問対応はそちらであれば問題ありません。無料体験も14日間受けられます

スタサプ

 

通信教育といえば進研ゼミ? 歴史の長さとノウハウ

通信教育では歴史が長くノウハウもある【進研ゼミ中学講座】 【進研ゼミ高校講座】 あたりがおすすめです。

 

私自身、進研ゼミには幼稚園時代から長ーくお世話になりました。特に英単語や社会の暗記をする際にはかなり助けられ、進研ゼミさまさまでした。大げさでもなんでもなく、進研ゼミがなかったら、第一志望に受かっていたかどうかわからないぐらいです。

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進研ゼミが当時作っていた、POCKET CHALLENGEという白黒のゲーム機みたいな教材です。埃かぶってますが、まだ使えるのかな。お世話になったのでとってあります。

なお、私が学生だったのははるか昔です。

 

今は更に教材がブラッシュアップされていて、調べていてちょっとのけぞりました。

タブレットとAI学習アシスタントがついてくる! 質問にも答えてくれるし、学習プランも立ててくれる!

 

至れり尽くせりで、白黒のゲーム機どころじゃないですね……写真まであげたのに。テクノロジーの進歩、恐るべし。価格も塾よりは安いです。

【進研ゼミ小学講座】 【進研ゼミ中学講座】

 

中高一貫校専用のカリキュラムもあります。

 

通学時間が勉強の妨げに。最適な教育サービスを選択しよう

通学時間が長いなら、電車の中で勉強するという手もあります。しかし、電車内で集中できる人ばかりではありません。混雑しすぎていて、電車内での自習は難しい場合もあります。


「塾に通わせているのに成績が上がらない」という家庭は、塾で本当に集中できているのか、子供と塾の両方からヒアリングしてみてください。

 

もし、疲れて集中できていないようであれば、家庭教師やインターネットを介した授業など、新しい教育サービスを検討して、なるべく移動時間を減らす方向にもっていくと効果的でしょう。

 

親の決断で、子供にかかる負担がぐんと軽くなります。

 

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