早稲田アカデミーの入塾テストの対策法。難しいって本当？過去問は？

早稲田アカデミーの入塾テストは、大手中学受験塾の中では比較的難易度が低めに設定されています。少なくとも落とすための意地悪なテストではありません。ホームページにも「基礎力・学習の到達度などを診断」と書かれています。

この記事では早稲田アカデミーの入塾テストの対策や、合格するためにはどう対策すればよいのかを紹介します。

早稲田アカデミーは近年、高い成果を出している中学受験塾です。御三家やそれに準じる難関校の合格率は、大手中学受験塾の中ではサピックスに次いで二位です。

「熱血」「体育会系」といった評価をよくされますが、それだけ生徒に対して面倒見のよい塾だといえます。

早稲田アカデミーに興味がある、もしくは入塾したいときに最初にやるべきことは以下のとおりです。

早稲田アカデミーの資料を送付してもらいましょう。希望校舎の時間割や料金表など、知りたい情報を得られます。ホームページのメールフォームから申し込み可能です。

資料請求するより先に、話を聞くという手もあります。ホームページのメールフォームで予約をすると、後日塾から連絡をもらえます。

学習相談は基本的に来校でしたが、今は感染症の問題を受けて電話やZoomでも対応可能です。入塾テストの日取りを打ち合わせましょう。

早稲田アカデミーの入塾テストについては以下のとおりです。

早稲田アカデミーの入塾テストの問題は、他塾と比較してあまり難しくないという評価が一般的です。学校の勉強についていけている子供にとっては、さほどハードルは高くないでしょう。

ただし、この「ついていけている子供」というのは、学校で平均点がとれているという意味ではないので注意が必要です。平均以上が前提となります。

基本的にカンタンな内容ですが、一部難しい問題を織り交ぜているので、上位クラスを狙うのであれば相応の対策をする必要があります。

中学受験コースの入塾テストは無料で、科目と時間は以下のとおりです

模試やオープンテストの結果によって入塾することもできます。

入塾をするかどうか迷っている家庭はぜひ、体験授業を受けてみましょう。費用は無料です。

残念ながら、早稲田アカデミーでは入塾テストの問題は回収されてしまいます。そのため、過去問を入手する方法はなく、問題集を解いて対策するしかありません。

早稲田アカデミーは基本的な問題が多いので、広く要点を押さえられる問題集を選びましょう。ハイレベルなクラスを目指していたり、入塾したあとの学習も意識しているならやや難しい問題集にあえて挑むのもよいです。

よい問題集はたくさんありますが、ハイレベ100あたりをスラスラ解けると入塾後の助けにもなるでしょう。最レベシリーズほど難しくはありませんが、捻りのある問題が揃っています。難易度別に分かれているので、まずは標準問題を解けるようになりたいところです。

テスト慣れのために、他塾も受ける家庭は多いです。テスト自体は無料の塾が多いため、大手塾の見学がてら、入塾テストを受けてみましょう。塾選びは合否を左右しますから、ひとつだけ見学してすぐに決めてしまうのは避けたほうがよいです。

無料の全国統一小学生テストに挑んでみるのもよいでしょう。

早稲田アカデミーに入塾したいのであれば、基礎力を固めた上で臨みましょう。点数が悪くても下位クラスであれば入れる可能性があります。

ただし、テスト中の態度が目に余るほど悪いと、アウトになるとも言われているので、真剣に臨むよう子供に伝えておきましょう。