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ノビコト

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2019年リニューアル版ディズニー英語システム (DWE)を実際に購入。決め手はなに? 

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子供の英語教育をどうするかは多くの親にとって悩ましい問題です。私自身、3歳の双子に「どうやって英語を教えていくべきか」とずっと悩んでいました。

 

比較検討した末、わが家の3歳の双子に選んだのは「ディズニー英語システム」です。ショッピングセンターなどで、「ディズニーグッズ無料でもらえるキャンペーンやっています。いかがですかー?」と声かけをしている特設ブースを見かけた経験のある方も多いことでしょう。

 

私は当初、ある理由から、この教材を買うのは「絶対に無理」だと考えていました。

 

この記事では、元塾講師にして教育系ライターの視点から、「ディズニー英語システム」(以下DWE)を購入するに至った経緯・決め手を紹介していきます。

 

 

2020年度の新学習指導要領から英語教育が4技能重視に!

まずは少し、いま現在の小学校の英語教育についてのお話を。

 

2020年度の新学習指導要領から英語教育が変わり、小学校でも「聞く・話す・読む・書く」の4技能がより一層求められるようになるのをご存じでしょうか。

 

これまで、小学5・6年生からだった「外国語活動」の授業は前倒しになり、小学3・4年生からスタートになります。内容は「聞く・話す」が中心です。

 

小学校5・6年生になると「外国語」の授業が始まり「読む・書く」が加わります。

 

中には先行実施している学校もあり、小学校における英語はますます存在感を増しているのです。

 

子供が出遅れないためには、英語の授業が始まる前に、英語に触れる機会を作ってあげたいもの。中学から英語だった親世代とは事情が違います。わが家でも「さて、英語どうすんべ」と夫と相談していました。

 

DWEの前に、わが家で使っていたのはTBSの「Cat Chat」

さしあたって、一歳を過ぎてからはTBSの出している「Cat Chat」というDVDを見せていました。なんといっても手頃な価格のがよいです。

 
特に一巻目の「R」と「L」の発音の違いを教えるパートは見事です。
子供たちがちゃんと真似していて「上手い! できるようになるんだ!」とびっくりしました。
英語の発音はなかなか上手になりました。

 

一巻目の映像は正直、古臭いです。アニメーションも凝ったものではありません。しかし、そこは子供にとって気になるポイントではない模様。

そのあと、同シリーズのDVDを追加で2本買い与えて見せました。

 

しかし、親の見せたいものを見てくれる時期は、ある頃を境に終わります。たまに見る分には喜んで見るのですが、継続的には難しかったです。

 

「Cat Chat」も年齢に合わせてシリーズを展開していて、すべてそろえていれば、また反応も違ったことでしょう。

 

けっきょく、わが家では「Cat Chat」シリーズは「0才からの英語シリーズ」の計3本しか買いませんでした。

英語ばかりの「0才からの英語シリーズ」とは違い、以降の巻は日本語の分量が多いらしいのでだいぶカラーが違うようです。

 

そのため、結局以降の巻は買っていません。実体験をもっておすすめできるのは、「0才からの英語シリーズ」のみです「0才からの英語シリーズ」という名前ですが、3歳の今も子供たちは好んで見ます。買ってよかった商品です。

 

あえて不満点を挙げるなら「体系的な教育」において、多少物足りなさがあります。

 

収録されているマザーグースをはじめとする歌はどれも耳に残りますが、日ごろ使う英語表現かといえばそうではありません。言葉遊びや韻を踏んだものなどがメインのため、あくまで耳慣らしで聞くことになります。

 

ただ、発音の教材としては非常に効果的なのは間違いありません。「0才からの英語シリーズ」を英語教育への導入として使ってみるのはおすすめです。

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 わが家の双子は3歳現在、「英語いやだ。日本語のコンテンツが見たい」とは言いません。意味がわからないなりに英語に魅力を感じているのは、「Cat Chat」のもたらした効果も大いにあるのでしょう。

 

フードコートの営業ブースでDWEと出会う

 「Cat Chat以外にもなにかやらせたいなあ」と考えていた折のことです。とある外出先のフードコートの片隅で、DWEの営業ブースに遭遇しました。

 

家族でよく行くショッピングモールにも、よく特設ブースを見かけていたので「ああ、あの教材の」とすぐピンときました。

 

いつもならさりげなくスルーするのですが、このときはわが家の双子がブースのグッズに目を留めて大興奮。


娘「ミニーちゃんほしーい!」
息子「ぼくはミッキー!」

ほしいものを前にした三歳児はさながら暴徒です。親の手をすり抜けて突撃をかける双子を大慌てで追い、髪を振り乱しながら取り押さえました。

 

私「だめ! やめなさい! すみません!」 

 

妖怪髪振り乱しババァ的な必死の形相で迫っても、カエルの面になんとやら。 

やめろと言われて「ハイやめます」とやめられる三歳児は、よほどマナーのよい三歳児です。よって、うちの子供たちは一ミリたりとも該当しません。

 

ギャーギャーと怪獣大戦争みたいになっているところで、スーツ姿の営業さんがウフフと笑って「どうぞ、どうぞ。あ、よかったらおかけください」と椅子を勧めてくれました。そんなこんなで、ミッキーと営業さんの合わせ技がガッチリ決まり、話をすることになったわけです。これぞ営業力ですね。

 

ガラガラくじを引かせてもらい、ディズニーグッズを抱きかかえ、双子はご満悦。どさくさに紛れて、くじのボールまで持って帰ろうとするのを必死に止めました。がめつい。

 

営業さんからは、英語教材のサンプルを渡すから、もしよければアンケートを書いてほしいと言われました。2019年にリニューアルされたサンプルだと聞いてちょっと興味。というのも、それ以前のサンプルは、親戚にもらって見たことがあったのです。

 

ちょうど英語教育に興味があったので「まあいいか」と、アンケートを書くことに。「間を置いて一度お電話だけさせてください」とのことでした。

 

DWEのサンプルDVDに興味津々   

 子供たちに早速サンプルを見せてみたところ、映像への食いつきは非常によかったです。

 

わが家の双子、特に娘のほうは映像の好みがはっきりしていて、受け付けないものはまったく受け付けないのです。食べ物の好き嫌いは一切ないくせに、どうしてなのか。

 

その点、DWEは集中して見ています。「おっ、これはいいかもしれない」という感想を持ちました。

 

ただし、サンプルの量はそんなには多くなく、そこは残念でした。後半は小倉優子を起用しての宣伝映像が収録されています。

 

DWEについての情報集めで知ったメリット・デメリット

DWEをやるかどうか検討するにあたり、事前にネットで詳細や評判を調べて回りました。その際、「メリットもあれば、デメリットもあるな」と率直に感じました。

 

メリットはやはり教材のクオリティです。教材については公式ホームページで詳しく紹介していますのでぜひ見てみてください。

教材紹介|【公式】「ディズニー英語システム」(DWE)|子供・幼児英語教材|ワールド・ファミリー

子供の関心を引き出すために、いろんな切り口の教材がそろっています。

 

「Cat Chat」を使ったときに覚えた「マザーグースの歌詞を覚えても、そういう言い回しは日常的に使わないし……」といった不満も、DWEにはありません。

 

歌がほとんどオリジナルだからです。歌詞と映像がリンクしているため、映像を見ていれば単語の意味がなんとなくわかるようになっています。

 

加えて、単語を覚えたり発音を身に着けたりするのに役立つ、カード系教材の充実ぶりも素晴らしいです。この記事を書いている前日も、娘が延々と遊んでいました。今はクイズ形式の三角形の「Q&Aカード」に夢中です。

 

カードを機械に通すと音声でクイズを出してくれて、裏面から答えを選びます。クイズは一枚のカードに数種類あるため、なかなか飽きません。

 

デメリットはシンプルに価格です。「高い」。これに尽きます。価格については以下の記事にまとめてありますので参考にしてください。

ディズニー英語システムは約100万円? リニューアル後の価格表

  

競合他社より長く使える内容だとはいえ、初めてネットで価格を見たときには率直に驚きましたしなんなら眼鏡を洗ってもう一回見ましたし「むりむりむり……」と念仏のように唱えて諦めました。一瞬で「なし」になりました。

 

はっきり言って、競合他社の何倍も強気の価格設定です。

 

DWEのアドバイザーさんから電話がかかってくる

DWEの営業さんはアドバイザーという位置づけだそうです。

 

サンプルをもらってから何カ月かしたある日、約束したとおり電話をもらいました。

「一度おうちで無料体験を」という提案です。

 

事前に電話が来ることを把握していたので、夫とどうしようかと話し合ってはいたものの、結論を出しきれていませんでした。上述したとおり、高すぎて「なし」は「なし」です。でも、商品に全く魅力を感じていないわけではありません。

 

無料体験だけしてみるのもよいかもしれない、という迷いが生じていました。

 

経済的な事情を洗いざらい告白すると「貯金はあるので、買えなくはない」。

しかし、「ポンと払うには躊躇われる額」でした。

 

そのため、つい電話口で「あー、あー……ああー」とマイクテストの出だしを反復するだけの人間になりました。答えが出ていないのに、なにを言えばいいのか。

 

「いやー、ね、体験とかするとね、ふたりがー、ほしがっちゃうと思うんでー……どうしようかなー(ゴニョゴニョ)」

 

「それは逆に言えば、やる気があるってことですね。習得早いですよね!」

 

うっ、プロの切り返し。

つい「でも、お高いんですよね?」とつぶやきました。テレビショッピングか。

 

営業さんはクスリといたずらっぽく笑って「ああ! 値段調べられましたかー」とおどけた口調です。「そうですよね。正直高いよって皆さんそうおっしゃるんですよ」

うん、まあ、今までの人生を振り返っても、DWEのフルセットより高い買い物、車だけですよ。必ずしもフルで買う必要はないんですが。

 

でも、その分、教材のクオリティは高いです。研究に研究を重ねて作っています。ただディズニーだから高いというわけじゃないんですよ」と営業さんは続けます。

 

「それに考えてみてください。小学校6年生まで2人に英語を習わせたらいくらでしょう。月々8千円×2人だと年間で20万近くかかりますよね。それであと9年通うことを考えてみてください。安くないですか?」。

 

正直、このセールストークに関しては、職業柄、「いやあ、通う教室によって8千円かからないところもあるしなあ。最近だと、兄弟姉妹割引で、2人め以降は2割引き~5割引きになる教室が多いし、計算の仕方どうだろうか」と疑問に思ってしまいました。

 

ただ、教材であれば週数回の教室とは違い、継続的な教育が可能です。英語教育において、この継続性は外せないポイントだといえます。

 

しかもうちは双子なので、サンプルを見たあとはいつもふたりで真似っこタイム。つまり、アウトプットし合えるのです。年の近い兄弟がいる家庭でも同様ではないでしょうか。

 

いや、飽きなければだけど……。

 

営業さんによれば言い回しは高校レベルのものも多いとのこと。DWEの教材は競合他社よりも長いスパンを考えた内容に仕上がっています。

続けられればそれなりに元がとれるかもしれません。

 

いや、続けられればだけど……。

 

正直、この時点では先々なんの保証もない心もとなさに眩暈がしました。すべてはわが子のやる気次第。なんてあてにならないのでしょう。三歳児なんてひらひら飛び回るちょうちょよりも移ろいやすい生き物なのに! 今日はあっち、明日はこっち。未来のことはわからない…。

 

けれど、クオリティが高いのは間違いないです。「じゃあ、買うかはさておき、とりあえず来てください」と日取りを決めました。

 

ちなみに「サンプルCDは聞いてみたいけど無料体験は……」と悩んでいる人はCDだけ取り寄せてみたらよいのかなと思います。

 

少なくとも「無料体験は結構です」とはっきり断られた場合に、食い下がる営業はしていない印象を受けました。

 

 

ただ、これは担当者によって違うかもしれません。

 

なお、無料体験をすると、特典がもらえるのでそのあたりはお得(商売上手)です。

 

わが家は特典で英単語カードをもらいました。スマホと連動する仕様で音声が出ます。

 

子供たちも大のお気に入りです。とくに「monsters」のページ。ネイティブの発音のあとに、気味の悪い音楽が流れるのが好きらしく、ふたりで繰り返し「monsters」と唱えて含み笑っています。怖いよ。

 

DWEの営業さんによる無料体験

さて、家に来た営業さんは、子供たちに商品の一部を見せながらサービスを説明してくれます。

 

実は説明の前半はあんまり覚えていません。

 

というのも、サンプルCDの宣伝内容をある程度踏襲していたから、というのと「あーお茶を出さなきゃ。いやでも、どうだろう。教材広げているし、お茶なんて出したら最後、子供が湯呑み倒して教材悲惨なことになるんじゃないの……」と延々と気を揉んでいたためです。

大人としてのスキルがだめすぎる。

なお、お茶を出すのは途中であきらめました(だめすぎる)。

 

体験よりは説明がメインでしたが、トークアロング・カードに触れて子供は嬉しそうでした。ただ、当然ながら子供のペースで遊ばせてもらえるわけではないので、あくまで「体験」です。

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カードを通すといろんなバリエーションの例文を読み上げてくれます。

カードのよさはなかなか映像だけではわからないので、触ってみて実感することをおすすめします。実際、私は「うーんカードよいな……枚数も思った以上にあるし、子供たち楽しそうだし」となり、「購入してもよいんじゃない?」とパタパタパタッと一気に傾いてしまいました。単純!

 

誤解されそうなので断っておくと、うちは全く経済的に余裕のある家庭ではまっったくないし、常日頃財布のひもは固いほうです。

それでも、自分でも意外なほどあっさりと「やってみるのもよいんじゃないかな」と思いました。

 

トークアロングのカードやQ&Aカードは、機械に通すことで、多様なフレーズを覚えることができます。クイズ形式だったり、言い回しが次々変わったりと枚数が多いだけでなく、一枚あたりのボリュームもたっぷりです。

 

カードに合わせて音読した声を録音し、再生することもできます。子供たちも自分の声が聞こえてきたときには、キャーッと歓声をあげました。

 

営業さんは特にフルセットを勧めることはありませんでした。気に入ったものがあれば買ってみたら、というスタンスで、強引な営業ではなかったです。

 

フルセットのDWEを中古ではなく新規で購入したわけ

最終的に私はフルセット購入を選びました。DWEの教材は合わせて使うことでより体系的に学習できる仕組みになっているからです。重なる内容が多面的な切り口から反復されていく作りになっています。このあたりは別記事で詳しく紹介したいです。

 

実は、事前に中古も調べていたのですが、間が悪く、2019年でリニューアルしているため、安価で出回っているのは古いものばかりです。

 

また、中古だとなにかしら欠けていて、ほしいものがありませんでした。

 

ネットで中古購入すると実際の状態がよくわかりませんし、なにせ使うのは子供。長く使えば確実に壊すに違いありません。

その点、正規購入で会員になれば、教材が破損した際に無料交換してもらえます。中古では無理です。

 

契約を後押ししたのが、いくつかある当日契約限定特典。私が特にほしかったのがミッキーマウスのブルーレイメイト。ミッキーの形をしていてかわいらしいデザインです。

 

案の定、子供もテレビではなくブルーレイメイトで見たがります。教材の視聴を促すのに一役買っている印象です。

 

当日契約限定特典があったのには「うわー商売上手~!」とぐぬぬと歯軋りしたくなりましたが、今のところ子供が喜んで使っているので、購入したことへの後悔はありません。

 

映像、カード、玩具など幅広い選択肢から遊べるので飽きがきづらいです。無理やり見せるのではなく、気が乗らないときは英語のユーチューブでも見せて、気分を切り替えさせています。

 

購入から二週間近く経ちましたが、相乗効果でよいサイクルができている様子です。

 

今後の反応についてはその都度、記事をあげていきますね。

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追記

一か月後、こうなりました。

【使用開始一カ月】DWE(ディズニー英語システム)の教材は、費用が高いぶん効果大?

 

半年後はこうなりました。驚きです!

DWE(ディズニー英語システム)は高いのに効果なし? 驚きの成果

 

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