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親子で知りたい中学受験の面接準備!親が聞かれることって?

中学受験の面接に向けて情報を集めている家庭も多いことでしょう。入室の手順や質問の内容、応答の仕方に服装。事前に知っておくべき内容はたくさんあります。この記事では、親子で知っておきたい中学受験の面接情報について紹介します。

 

中学受験の面接は合否に影響するの?

面接自体で合否が左右されることは基本的にはありません。しかし、よほど常識外れなふるまいをしたり、合否を分けるライン上で点数が横並びだったりする場合、話は別です。そのため、きちんとした受け答えができるように準備しておきましょう。

 

中学受験の面接にはどんな形式があるの?

中学受験の面接の形式は学校ごとに違います。

 

個人面接

ひとりずつ面接をする流れです。面接にかかる時間は学校によって開きがあります。

 

集団面接

子供複数人を集めて一度に面接します。ほかの子供の受け答えは参考になりますが、同時にプレッシャーも感じるかもしれません。

 

親子面接

親子が一緒に面接を受ける形式です。親子ともども事前に練習しておかなければなりません。

 

面接本番前にやっておくべきことってなに?

面接本番前にやっておくべきことは以下のとおりです。

 

面接当日着ていく服の用意をする

中学受験の面接に必要な服装を親子ともども揃えましょう。

 

女の子の服装

女子の服装は基本的に白のブラウス・黒もしくはネイビーの無地かチェック柄のスカート、カーディガン、ローファーといったコーディネートが多いです。

 

男の子の服装

男子の服装は白のシャツにネイビーやグレーのパンツ、ジャケット、ローファーという服装が一般的です。

 

親の服装はどうするの?

付き添いの場合はオフィスカジュアルで大丈夫です。面接に親も同席しなければならない場合は、父親はスーツ、母親はスーツもしくはワンピースにジャケットを選ぶとよいでしょう。両親ともに色は落ち着いたものを選んでください。

 

なお、靴下を履く場合は要注意です。会場に入る際、スリッパに履き替えることがあります。見えないからと油断せず、ちゃんとしたものを選びましょう。

 

服はいつ頃用意するの?

あまり早く準備しすぎると、体型が合わなくなる可能性があります。しかし、あまりゆっくりしていても、よいデザインのものが売り切れてしまいます。だいたい10月~11月ぐらいに購入する家庭が多いです。

 

服はどこで買うの?

ブランドにこだわりがあり、実際に試着して決めたい人はデパートまで足を運びます。しかし、面接の服装で合否が決まるわけではないので、これからかかる費用に備えて高いものはやめておきたいという堅実な家庭も多いでしょう。手ごろな商品はネット通販にもたくさんあります。

キッズフォーマル APRIRE

たとえば、楽天にある上記のリンクのお店はCHOPINの商品を扱っています。わが家も卒園式ではお世話になりました。かわいくて品がよいのでおすすめです。

 

面接の予行練習をしておこう

面接の受け答えの練習をしておきましょう。家庭で練習するのもよいですが、塾だと例年の傾向を教えてくれます。一度問い合わせてみましょう。あらかじめ、受験前に面接の練習期間を設けているところもあります。

 

質問の受け答えはもちろんですが、ノックの仕方や会釈のタイミング、着席の仕方などを塾は細かく見てくれます。

 

中学受験の面接でよくある質問とは

中学受験の面接でよくある質問にはどんなものがあるでしょう。

 

子供への質問

子供への質問から紹介します。

 

志望動機

志望動機はどの学校でもだいたい聞かれます。本音のところでは「偏差値で」「親に言われて」という子供が多いです。ただ、それをそのまま答えるのはおすすめできません。正直な受け答えが悪いわけではありませんが、印象としてよくはないでしょう。

 

例「志望動機を教えてください」
→「学習に力を入れている生徒が多い学校だと知り、そうした環境下でなら自分も頑張れると思い志望しました」
→「自分の学力で目指せる学校をいろいろと調べました。〇〇中学校は、補講をはじめ学習フォローが手厚いと知り、ここに通いたいと思いました」

→「親から魅力のある学校だと勧められたのがきっかけです。調べるうちに生徒の自主性を重んじる校風に私自身惹かれるようになりました」

 

試験の感想

筆記試験の感想を求められることもあります。出来が悪かった場合は正直に答えればよいです。ただし、ポジティブな印象になるようにしましょう。

 

例「筆記試験はどうでしたか」
→「難しかったです。時間ギリギリまで見直しをして頑張りました」
→「思ったよりは解けたので、これまで学んできたことを生かせたと思います」

 

併願校について

「第一志望」だと偽る必要はありません。正直に伝えましょう。「ほかに第一志望の併願校があるから落とす」とはなりません。学校が実態を把握するために聞いているからです。言い訳がましくならないよう、端的に答えることをおすすめします。

 

例「どの学校を併願していますか。うちの志望順位も教えてください」
→「〇〇校と〇〇校を併願しました。第二志望です」

 

小学校での思い出

小学校での思い出を聞かれたら、率直に一番楽しかったこと、うれしかったことを答えるようにしましょう。「運動会です」「学芸会です」「習い事です」だけで話は終わらないので、あらかじめ理由を考えておくとよいです


例「小学校で印象に残った思い出はなんですか」
→「運動会です。負けてしまいましたが、友達と練習に励んだことはよい思い出として残っています」

→「学芸会です。人前に立つことにずっと苦手意識があったのですが、やってみたら意外と面白くてよい経験になりました」

 

自分の性格

「あなたの長所はどこですか」「あなたの短所はどこですか」と問われることがあります。これも正直に答えて大丈夫です。

 

例「あなたの長所を教えてください」

→「目標をあきらめないところです。受験も全力で頑張りました」

例「あなたの短所を教えてください」

→「注意力に欠けるところがあり、受験でもケアレスミスの見直しに時間をとりました」

 

上記のように、実際のエピソードと結びつけて語れるとよいでしょう。

短所はただ短所を挙げるのではなく、それに対しどうカバーしようとしているのかまで伝えられると誠実な印象につながります。

 

入学後の目標

「この学校に入学したらなにがやりたいですか」と聞かれることがあります。学校に入ってやりたい部活や勉強、友達づくりなどを思うままに答えましょう。それを一番に挙げた理由を納得できるよう説明できるとよいです。


例「あなたが入学してやりたいことはなんですか」
→「まずはクラスで親しい友達を作りたいと考えています。六年間にわたる学校生活を楽しいものにしたいです」
→「部活です。〇〇部に入学前から興味を持っていました。ただ、この学校は部活がたくさんあるので、いろんな活動を実際に見学してから決めたいと思っています」

 

通学経路

学校にどうやって通うのかを口頭で確認される場合があります。親任せにしていると答えられないので、ちゃんと乗り継ぎやかかった時間を覚えておきましょう。

例「今日はどうやって来たのか教えてください」

→「家から〇〇駅まで徒歩でそこから地下鉄で来ました。□□線を△△駅で乗り換えて☆☆駅でおりました。トータルでだいたい一時間ほどかかりました」

 

親への質問

よくある親への質問は以下のとおりです。

 

志望動機

中学受験は子供の意思だけで受験先を決めることは少ないです。そのため、親に対しても志望動機を尋ねてくる場合があります。学校に魅力を感じている旨を簡潔に伝えましょう。


例「どうしてこの学校を選んだのですか」
→「親としては、自由な校風の中で伸び伸びと六年間を過ごしてほしいと思いました。文化祭を親子で見学したあと、子供自身も強く志望するようになり、第一志望に決めました」

 

子供の人間性

「どんなお子さんですか」と聞かれたら、子供のよいところを中心に答えましょう。短所について語ること自体は問題ありません。しかし、子供に対し否定的な言葉ばかりを並べるのはよくないでしょう。


例「どんなお子さんですか」
→「少しのんびりしているところもありますが、おおらかで広く人と付き合える子だと思っています」
→「なにごとにも一生懸命で負けず嫌いです。ムキになりやすいところに手を焼くこともありますが、自分で決めた目標をなんとしても達成しようとする姿勢は、親としても見習いたいところです」

 

子供にこの学校でどう過ごしてほしいか

子供の学校生活についてどうなってほしいかを質問されることがあります。


例「この学校に入ったらどんなふうにお子さんを過ごさせたいですか」
→「今、子供は海外に関心があるようなので、国際交流イベントにも参加できたら、と親としては思っております」
→「〇〇の授業はこの学校独自の取り組みだと聞きました。子供がちょうど〇〇に関心を持っているのでうれしいです。ぜひ楽しみながら学んでほしいと思っております」

 

中学受験の面接は最終確認

基本的に面接だけで合否が大きく変わることはありません。落ち着いて臨んでください。服装やマナーも暗黙の了解というだけで、絶対的なものではありません。服装がいまいちだから落ちるということも考えづらいでしょう。

 

ただし、合否の分け目で同点であれば、面接でのふるまいが影響することもありますので、その点だけは注意が必要です。緊張しすぎて実力を発揮できないなんて事態に陥らないよう事前に準備して本番に備えましょう。

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